【島映画その2】沖縄・粟国島の『洗骨』
前回(アイランダー2018、沖縄・粟国島ブースでの話)の続き。
「『ナビィの恋』を見て、沖縄にハマり出して、粟国島に行きたい!」って思ったんですよね」というようなことを、はるばる船と飛行機を乗り継いで池袋へやって来られた粟国島の観光担当さんに話をしていると…。
「『ナビィの恋』をご存知なんですねぇ、ありがたいですねぇ。最近はセンコツだからねぇ」
センコツ? 何ソレ?
そんな僕に担当者さんが教えてくれたのが、この『洗骨』という映画。
www.youtube.comどうやら粟国島などの風習を題材にした人間ドラマで、監督はガレッジセールのゴリ。
あぁ、「ちゅらさん」にも『ナビィの恋』のオバァ(平良とみ)と共演してたっけ。
その昔、風葬で「あの世」に葬られ肉を失った故人は、数年後、縁者に骨を洗ってもらうことで「この世」から離れられる。…映画では、そんな「洗骨」をテーマに母(妻)を亡くした家族の葛藤が描かれているようで、奥田瑛二、筒井道隆、水崎綾女…となかなかの演技派俳優たちが共演しているのもポイント。
予告を見る限り、『ナビィの恋』とはまた異なる視点で島の風景や人々を切り取っているようで(こちらの方がリアルかな。『ナビィの恋』はファンタジック)で、より今風の映画と言えそう。「いやぁ…これ知らなくって恥ずかしい。塩舐めながらDVDで見ますね!」とブースを後にしようとすると、「公開、来年ですよ」と担当者さん。
おおー!あと2か月後かぁ…。この映画は絶対見る!
また久しぶりにスクリーンで、沖縄の、粟国島の空気に触れますか。
次は『洗骨』で思い出した、とある沖縄映画について…だと思う。